久能海岸

[UQ]台風21号が来る!逃げるは恥?だが、役に立つ!

今回の台風21号が、静岡県に直撃、上陸する可能性が非常に高いという事で、初めて避難生活を一晩しました。

今回は、事前情報から伊勢湾台風並という事でしたので豪雨になってから避難しようとしても土砂崩れが起きたら逃げられなくなってしまう。という事で、台風21号が到達4時間前に、愛犬ラッキーと共に避難を開始しました。避難する場所は、我が家から自動車で20分程の親せきの家です。実は、台風避難をするのは昭和49年7月7日の”七夕豪雨”以来だったので、実質初めての避難でした。因みに”七夕豪雨”の時は、村の家々は1軒も流される事はなかったのですが、土砂崩れによって道路・畑がズタズタにやられました。

高波が襲ってくる久能海岸
高波が襲ってくる久能海岸

何を持って避難する?

まずは、避難するに当たっての持ち物を何にすればいいのか?自動車で避難するからといって荷物にも限界があります。ネットで検索すると国土交通省・気象庁のウェブサイトに『非常持ち出し品を用意しましょう』という項目がありチェックしてみました。

以下は非常持ち出し品の一例です。
・リュックサック
・飲料水、乾パンやクラッカーなど、レトルト食品、缶詰、粉ミルク、哺乳ビンなど
・救急医薬品、常備薬、マスク、紙おむつ、生理用品
・現金(小銭も)、預金通帳など、印鑑、健康保険証など、身分証明書
・下着、タオル、寝袋、雨具、軍手、靴
・ナイフ、缶切、鍋や水筒、懐中電灯、ラジオ、電池、ロープ、マッチやライター、使い捨てのカイロ、ティッシュなど、筆記用具、ごみ袋
・防災頭巾やヘルメット、予備の眼鏡など、地図

気象庁ーhttp://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/ame_chuui/ame_chuui_p10.html

今回は、1日だけ(実質は一晩だけ)の避難ですし、もし長期になっても飲料水・食料等は避難場所に充分用意されていますので、不要。私はバセドウ病に罹っていますのでメルカゾールをしっかりと持ち、土砂崩れになった場合に備えて預金通帳、印鑑、健康保険証を持ち、下着、タオル、洗面道具、カッパ、軍手、長靴、サンダル、懐中電灯、ヘルメット、電池、メガネケース、上下の作業着、折りたたみ椅子を持って行きました。台風の被害として予想される事は土砂崩れなので、長期的避難が想定されます。そのため、下着・服は寒さに対策を重点に用意しました。折りたたみ椅子は、母はヒザが悪いので正座等が出来ませんので用意しました。

愛犬ラッキー、初めての避難生活

愛犬ラッキー「つまんないなあ~」
愛犬ラッキー「つまんないなあ~」

愛犬ラッキーにとって、我が家にとっても初めてのペットを連れての避難でした。ラッキーは、避難も初めてですが自動車に乗るのもめったに無いことなので、大丈夫かと心配しました。しかし、結果から報告するとラッキーはおとなしい避難生活を送ってくれました。

避難先の親せきは、ラッキーも知っていて、いつも仲良く遊んでくれているので自動車の中では不安いっぱいだったのですが、親せき家に到着するとシッポを振りたくって嬉しそうでした。夜も、一声も吠えずにいました。そっと見に行くと、嬉しそうに近寄ってきました。ラッキーの目を見ていると、気持ちが良く分かるのですが「本当に一緒に連れてきてありがとう」という表情でした。

初めての避難を終えて

初めての愛犬ラッキーを連れての避難生活でしたが、やってみて判った事がありました。愛犬ラッキーを絆ぐ支柱が都合良くあるわけではない事でした。また、支柱等を傷つけないようにする保護材も必要である事。等々、気がついた事がありました。また、持ち物も、持っていく服の種類・枚数も、もう少し検討する必要があると感じました。今後は、公的な避難場所に避難する場合は、もっと持ち物が変わってくるように感じました。

今日、再び台風が発生したようなので、至急、避難対策をしっかり考えていきたいと思います。皆さんも、実際に避難するかは別として、避難生活をイメージしてシミュレーションしてみる事をお薦めします。被害が発生してからでは一生後悔する事になりますので、災害避難シミュレーションを強くお薦めします。

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