私がバセドウ病になって2年を過ぎ、仕事に復帰して生活も以前にも増して充実した日を過しています。そのような中で、病気の事を聞かれたときに『あの絢香のなった病気だよ』というと、たいていの場合みんな理解してくれます。
バセドウ病がどのような病気であるか、あまり理解していなくても、「絢香さんも、今では活動を再開して、子どもも出産したしてるじゃん。しっかり治療して体調を整えれば元のように元気になるよ!」と言えば、「そうだね!」と理解してくれます。現在の絢香さんの活躍が、バセドウ病になった人に希望を持たせてくれると同時に、バセドウ病になった人と関わる人に変な警戒感を抱かなくてすむようにしてくれます。
また、NHKテレビ小説の「アンと花子」の主題歌である『にじいろ』は、歌詞にあるように多くの人に希望を授けてくれます。また、私にとって絢香さんは同じバセドリアン(バセドウ病患者)として「ありがとう」という気持ちでいっぱいです。
私はバセドウ病と診断されて2年を過ぎましたが、最近病気の時を振り返ってみて、もしかしたらあれもバセドウ病の影響だったのか?と感じる事があります。その一つに「昼寝」です。私は昼寝しないと、午後の仕事はどうにもならないくらい睡魔に襲われます。単に体力が年齢のせいで衰えてきたと思っていましたが、最近は昼寝をしなくても、午後の仕事をしっかりできるようになりました。また、この暑い中での仕事で、汗びっしょりになって作業をしていても、疲れる事が気持ちいいのです。病気が酷い時は、すぐに疲れてしまい起きている事が出来ない状態になり疲れる事を心の中のゆとりで感じることが出来ませんでした。農作業をしていて、筋肉痛になる事が、何か嬉しかったりします。バセドウ病が悪化している時は、背中を掻こうとして攣ってしまいくるしんでいましたから。
朝、通勤の自動車の中で、絢香さんのすがすがしい声で「にじいろ」「ありがとうの輪」を聴きながら元気をもらっています。絢香さん、ありがとう。
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