ここ1週間ほど雨降りが続いていて、あまり散歩にも行けずにいたせいか愛犬ラッキーが午前7時頃、逃亡してしまいまいした。いつもであれば逃亡しても、近所の彼女(ラッキーの友達)に会いに行って家の廻りを巡回しているのですが、今回はいないのです。彼女は老衰のため、先日亡くなっていてラッキーにとってはショックだったのかもしれません。
ラッキーがいなくなったというと、近所の人たちも心配してくれて「車に轢かれなければいいけど?」と。また、ラッキーの友達の隣り村の人は、ラッキーを心配してラッキー捜索のため合計4時間にも歩き回ってくれました。新聞配達の人も、毎回ラッキーにおやつを持ってきてくれているほど懐いているので心配して「見かけたら、スグに連絡しますね!」と。また、郵便屋さんもラッキーの友達の一人であり、「配達中に、気を付けて探してみるよ!」と。郵便屋さんは、仕事帰りに帰宅ルートでもないのに、わざわざ寄ってくれて「ラッキー、帰ってきた?」と心配してくれました。
ラッキーのいる場所は、近くに国道150線、通称『いちご海岸通り』と言われている道路があります。交通量も結構あるのですが、全体的にスピードを出す方が多い道路でもあります。先日も、近所の飼われている犬が車に撥ねられて亡くなっています。ラッキーは黒茶の柴犬なので、夜間は目立たちません。なかなか見つからず、夜になってしまい、ますます心配になりました。夜は、幾度ともなくラッキーの小屋を覗いては「帰ってきてないかな?」。結局、1日帰ってきませんでした。
翌日、静岡市動物指導センターに、ラッキーが保護されていないか問い合わせてみました。電話に出られた方は、声からすると若い方のようでしたが「まだ、連絡が無いようです。連絡がありましたら電話します。」と話してくれました。この若い方は、電話を切ってからすぐに他の地区にも電話して問い合わせてくれたようです。すると、私の電話に「該当する柴犬が、見つかりました。」と教えてくれました。家から10キロ以上離れた場所で、ションボリと雨の中歩いていたようで、保護してくれた方が声を掛けると近寄ってきたそうです。ゴハン・ビスケットをやってもあまり食べずに元気がなかったそうです。
その日(逃げてから2日目)の夕方、保護されている動物病院に伺い無事引き取らせてもらいました。ラッキーがお腹を空かせていると思い、ビスケットを持っていきましたが、食べませんでした。しかし、車に乗って動物病院から家に帰ると、ドアを開けた途端にドアに頭をブツケながら飛び出してシッポをグルグルと回しました。ラッキーの顔を見てみると「ホッとした」というような感じがしました。いつものビスケットをやると、お腹が空いていたようでバクバクと食べ始めました。落ち着くと、ひっくり返っってお腹をさすってというポーズ。お腹をさすると気持ちよさそうにしていました。今は、ホッとしたようにラッキーのお家に入って眠っています。
今回は、犬が大好きな素晴らしい人に保護して頂いたおかげで、無事に帰ってこれました。また、ラッキーの多くの友達にも心配を掛けてしまいました。我が家のラッキーが、我が家だけでなく地域の多くの人から愛されている事を感じました。皆さんに感謝です。
これからもラッキーと共に、楽しく生きたいです。
コメントをのこす