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[UQ]『THE BOX コンテナ物語』「箱」は、世界を破壊し、新たな世界を創造した!

駿河湾のしらす漁船
駿河湾のしらす漁船

最近、物流・流通に関心を持ち始めて、いつものようにGoogleで検索をしていると、ひょんなことから『THE BOX コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった』が引掛りました。この本は、最近出版されたものではなく2007年1月に初版が出されています。アメリカのマイクラロソフト社のビル・ゲイツ氏も自らのサイトの「The Best Books I Read in 2013」で、最初に紹介しています。

Amazonからポチった「コンテナ物語」は、単なる金属製の箱が世界のシステムを変えていった事実、発明した本人さえも想像を超えるスピートで躍進していったコンテナ、まさに破壊的イノベーションの物語でした。

『THE BOX コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった』
『THE BOX コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった』

ここで、皆さんは『ギャング』という言葉をご存知ですか?
ヤクザ・マフィアと同列に言われているギャングです。ギャングと一緒に仕事をされたことありますか?私は、ギャングと一緒に仕事をした事があります。実は、『ギャング』の意味の1つとして、多国籍の港湾・船舶関係で使われる用語として、荷役作業者を仕事に振り向ける口数(くちすう)の単位を「ギャング」と呼んでいるのです。私が一緒に仕事したギャングは一般の港湾労働者?のはずでしたが、その会社の専務さんには、「ウチと一緒に仕事してくれて、ありがとうございます。もし、うちと一緒に出来ないと言われていたら、若いもんがオタクの会社の前で暴れかねないかもしれなかったですよ!何せ若いもんは、血の気が多いもんですから。」と笑顔で言われた時は、ドン引きしてしまいました。まあ約20年くらい前の話です。
この本の中でも、このギャングという言葉が度々出てきます。このギャングとの交渉が、各国・各港湾の発展・衰退に大きな影響をもたらしたのも、私にとっても実に興味深かったです。このギャングとの交渉をした人たちが、いかにタフであったか尊敬してしまいます。

このコンテナの出現が、ビートルズを生み出したリバプールを繁栄の頂点から不況のどん底に突き落とした張本人である事。また、アメリカのサンフランシスコにあるフィッシャーマンズワーフ・Pier39が何故、観光再開発が必要であったのかが、理解できました。そして、全世界に広がる製造業のサプライチェーンがどうして可能になったのかが、この本を読むと判ります。

今でもよく聞く『イノベーション』、特に『破壊的イノベーション』という言葉に興味ある方は、この本は絶対にお薦めです。また、港の近くに住んでいる方、実は港では、今でもこのイノベーションがダイナミックに進展している事が判りますので、この本を読んでコンテナ・港をもう一度訪れてください。

コンテナ物語がリアルに進んでいると感じるのは、実はこの7月に日本の主要コンテナ海運会社が合併して一つの会社になるからです。日本郵船、商船三井、川崎汽船の3社がコンテナ船事業の統合会社「オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)」が、7月1日に発足するのですが、日経新聞によると『コンテナ3社統合 荒天の船出 世界シェアなお「中堅」 』と厳しそうです。

物流は、クロネコヤマトだけでなく、コンテナの海運会社も注目を集める熱い業界みたいで、今後共目が離せないです。

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